行動しようと思ってもなかなか行動できない本当の理由

  • By Ryoko
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今日も「成長」するために大切なお話しをするので
しっかり学べるところを
発見していただければなあと思います。

子育てに関係ある方、
部下を育成することに関わっている方、

勿論、自分を高めたいと向上心ある方は、

とくに、正しく理解してほしいので、
よ~く聞いてくださいね。

「成長」の第一段階として、よく言われることに、

「自分の現状を把握しておくこと」

というのがあると思います。

これ、

「当たり前じゃん」

と思う人と、

「わかったような、わからないような・・」

という人と、
二つに分かれるのではないでしょうか。

でも、どちらも上手くいかないのですよね。

その理由を見ていきましょう。

まずは、

「わかったような、わからないような・・」
という場合。

わかったようでわからないなら、
自分の現状は、
「わかったようでわからない」ので、

それは、

「わかった」のではなく、

「わかっていない」ということになります。

「わからない」のなら、

そこから、どう進めばいいかわかりません。

ですから、この状態のままでは、
「進めない」
ということです。

でも、これは「良い事」です。

私たち人間は、「察知する能力」があるのですから、

訳もわからない危険な所に足を踏み入れないように
防御装置が働きます。

ですから、進んで行って危険な目に遭わないよう
ちゃ~んと、身を守っているわけですね。

だとすると、

「よく分からないから進めない」のは「良い事」なのです。

ですが、

「成長したいのに進めない」のは問題ですよね?

「良いこと」が、「問題」ということになります。

ここにトリックがあるわけです。

身の安全を確保する「良い事」をしているはずなのに、
それが「問題」となり
「いけない事」になってしまうのですから。

ですから、やっぱり、

自分の現状を「わかっておく」ことが必要なのです。

現状から次に進もうとするその先が、

本当に危険なのか、
本当は危険ではないか。

これは、「今」の状況によります。

例えば簡単な話でいうと、

今が船の上なら、どんどん歩いていくのは危険です。

海に落ちてしまいますからね。

でも、今、陸地にいるなら、どんどん歩いて
どんどん色々な経験をしないといけないかもしれません。

それを、

自分が船の上にいるのか、
陸地の上なのかがわかっていなければ、

とにかく「動かない方が安全」という安全装置が働いて
手も足も出せない

ということが起こりうるわけです。

では、「現状」とは何か?というと、

自分がどういう思想をもっているか
自分がどういうトラウマをもっているか
自分がどういう得意分野(強み)があるのか
自分がどういう苦手意識があるのか
自分がどういう役割を与えられて生まれてきたのか
自分がどういう身体能力があるのか

などなど、
様々な範囲を含めた「今の自分」のことをいうわけですね。

これら「把握」する必要があるのですから、

決して、カンタンとはいえないのではないでしょうか?

「自分の現状を把握しましょう」

とあっさり言われたところで、

殆どの人は、「わからない」で終わるのも、無理ないでしょう。

結局、恐怖に怯えて安全装置がかかりっぱなし

ということになってしまうわけですからね。

これって、
「危険」はないですが、変化、成長もありませんから、
成功も(達成する)幸福もない
ということになりますね。

一方、

自分の現状を把握しておくことを、
「当たり前じゃん」

と思う人も実は、

「わかったつもり」になっているだけで、

本当はわかっていませんから、

結局は、わかっていない人と同じことになります。

ですから、変化、成長は、やっぱりありません。

「わかったつもり」は「錯覚」ですから
こちらの方が、タチが悪いかもしれませんよ。

なぜなら、

「わかっている」と思う人が
「わかっていない人みたいに改善を試みる」
ということは、普通しないですから。

「私は日本語をわかっている」

と思っている人は、

英語やフランス語を勉強する時みたいに、

「日本語の勉強をしよう!」としないのと同じです。

「本当に成長する人」は、

そういう「錯覚たち」とは無縁なわけです。

「わかってる」ということにもしませんし、

「恐怖に怯えて立ち往生」ということもしません。

その代わりに、
確実に、現実的に「現状把握」を実行します。

自分でできない人は、メンターに助けてもらったりします。

とにかく、「把握」しますから、

危険か危険でないかわかるようになりますし、

わかったつもりになって
あぐらをかくこともありませんから、

先に進み始めることができるのです。

もし、その進み方が「あら違ったわ」
ということになったとしても、

わかっていますから = 見えていますから、

その方向を変更したり、
全然違う方法を使ったりして、

恐怖ではなく、好奇心の方が発揮されていきます。

「今度はこうやってみよう。」

「こっちから行くのはどうかしら?」

という風に。

「行動」というのは、
そうやって繰り返され、積み上げられていくわけですね。

勉強熱心な方は、

「行動しないと何も起きないよ」

と言う言葉を、耳にタコができるくらい聞いてきているでしょう。

「それでもなんだか行動できないな~」という人は、

最初の一歩から動けないのですから
どうしようもありません。

今、見てきたように、

努力でどうにかできる問題ではないのです。

だって安全装置という「本能」が働いているのですからね。

その「本能」を壊したら、人間でなくなります。

人間やめてまで成長したい人はいないはずです。

もし、今まで

「行動しようと思ってもなかなか行動できなかった」

というのであれば、

是非、参考にしてみてください。

無理して、本能を壊すと、

人間まで壊れちゃいますからね。

安全装置が働いて行動できない

ということは、

「あなたは正常だ」

ということです。

その正常さを、
正しい使い方に変えてあげればいいだけです。

正しい使い方を覚えてくださいね。

そうしたら、行動したくて仕方なくなりますから。

そういう自然で、自動的な感じが
私は好きですけどね。

私自身、

無理して自分を誤摩化して、がんばろー

とかできないので。

ですから、指導も

「勝手に頑張りたくなる状態」

をつくり出す方法ばかりです。

自分が覚えて、自分だけでなく
家族や、部下にも教えてあげてくださいね。

一石何鳥もお得な学びをしていきましょう。

本質が抜け落ちた努力は結果が出ませんよ。

結果の出ない虚しい生き方は「貧しい」ので、

豊かになる学びを選ぶようにしてくださいね。

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