私たちは親の犠牲

 

前回、「私たちは親の犠牲」である

ということについて触れましたが、
今日は、その「本題」に迫ってみたいと思います。

 

「親の犠牲である限り成功は不可能」
という話です。

 

私たちが何かの「犠牲」である
ということは、なかなかショッキングなことですね。

しかも、その元になっている存在が「親」であるなんて
一層、衝撃的です。

 

まあ、ですが、それが事実なら仕方ありません。

どんなにキレイぶっても、
我々が成功しない、成長もできないという「事実」を正当化するより、
きちんと理解して、乗り越えるべきを乗り越え
理解を深めて成長と成功の両方を手にした方が、
結局のところ「親孝行」であるわけですから。

 

そうです。

実は、これは、「親」にとっても幸福をもたらす
親子共々WIN-WINが実現する「親孝行」の話なのです。

 

ですから、変な誤解をしながら読むより、
正しい理解に努めながら、注意深く繊細な神経で
読み進めていただきたいと思います。

 

そもそも、

・子供の成長を(無意識に)阻む親と、その犠牲になっている「子」

という図式より、

・親を乗り越える成功者としての子と、その成長へ貢献した「親」

という図式にする方が、

「親子共々中途半端な人生」

ではなく

「親も親として成功し、子供も子供として成功する」

という、「親子で成功」する方が良いわけですからね。

 

そういう意味でも、

実は、

親というのは、子育てを間違うことによって、
親を乗り越えられる賢い子が育つための「存在」であって良い
というわけです。

 

乗り越えるのが困難な親であればあるほど、
「乗り越える実力が高まる」
ということです。

 

つまり、

「親の悪口を言っている」

というような次元の低い話ではないということです。

 

ですから、
安心して親を「悪者」にしてしまいましょう(笑)。

親孝行のためですから。
親子共に成功するためですから。

だって、子供が成功しないということは、

親にとっては、「子育て失敗」なのですからね。

こっちの方が深刻です。

 

親がヘンテコで、子供が必死で乗り越えざるを得なければ、
子供は「成功しやすい」ということです。

 

「親を乗り越える」というチャンスがなければ
なかなか、成功は難しい。

 

登る山がなければ、
山頂を目指すことができないのと同じです。

 

これは、自分が親を乗り越えるかどうかなので、
現在も生きているかどうかは問題ではありません。

 

で、

子供が成功せず、親は子育て失敗となる
「深刻事態」の内容ですが、

なぜ子供が成功しないかというと、

親が子供を

「自立させることができない」

からです。

殆どの人間が「自立」の「本当の意味」をわかっていません。

わかっていないから「出来ない」のです。

出来なくて当然です。

親が子に依存しているほどですから。

親が「自立」を、わかっていない証拠ですね。

 

で、

人間が、なぜ「正しい成功」ができないかご存知ですか?

 

成功(=成長)しない人間の最も共通部分は、

今、お話ししたように、

「自立」ができていないからです。

どこかに、「親に対する甘え」が残っているのです。

それが元になって、「何かに対する甘え」「誰かに対する甘え」
が、原因になって成功できないようになっているのです。

だから、世間に対して、社会に対して、自分に対して

「不満」

が残るのです。

 

「だって親のせい。」

「だって先生のせい。」

「だって夫(妻)のせい。」

 

と、「怒り」「怖れ」という感情と共に
「甘え」を主張したがっているのです。

 

それは、親自身が、「自立」を理解せず、
「無意識」に「依存」させるように育ててしまっているからです。

それは、「親自身が使っている方法」だからです。

 

ここで、

あなた自身が親の教育によって「自立」を叩き込まれたかどうか、
あるいは、
「依存」を親の無意識的教育によって
根強く教え込まれてしまっているかどうか、

一つのバロメーターを挙げるので
自分の「自立度」を測ってみるのも良いかもしれません。

例えば、

夫(や妻)から、どんなに嫌な思いをさせられても、
上司(や同僚)から、気に入らないことを言われても、
あるいは、親から不都合なことを言われても、

動じないでいられますか?

 

別段、腹も立てず、嫌な気分にもならない。

 

一瞬カチンときても、数秒後には平常心に戻ることができる。

 

こういう状態であれば自立している証拠ですが

いかがでしょうか?

 

あなたは親から、「絶対的な自立」

すなわち、

「成功の土台」

を、教育されているでしょうか?

拗ねたり、イラッときたり、ムカついたりしていませんか?

 

もしそうだとしたら、相当な甘えん坊ちゃんです。

 

それで成功するわけありませんので、
今日の話をよくよく理解しようとしてください。

拗ねたり、イラッとする気持ちを乗り越えて(笑)。

 

 

私がいつもお話しするのは、

20歳までは100%親が間違っている(ワルイ)。

だけど、
20歳を過ぎれば、すべて自分の問題(責任)。

ということ。

 

要するに、

どんな親であっても構わないわけですが、
とにかく親を乗り越えなければ
子が成功したとは言えないのです。

 

親から

「絶対的な自立」=「成功の土台」

を叩き込まれていないなら、そして
あなたが20歳を過ぎているなら、

自分で自分を教育し直す方法を覚えて、
「自分の気に入る自分自身」に育てるべきだと
私は伝え続けています。

20歳を過ぎてなお、

依存・甘えがあっては問題だということです。

 

依存と甘えは、言い換えると「傲慢さ」

です。

 

子供は傲慢です。

なんでも自分が気に入らないと機嫌を損ねます。

そういう部分が自分の中に残っているなら、
どんなにオジさん、オバさんの年齢になっても、

「実質子供」ですから成功はしません。

なぜなら、「成功、成長」には責任が伴いますが、
「実質子供」には責任を負うことができないからです。

 

親を成功者にして、自分も成功者になりたいというなら、

親を乗り越えるしかありませんし、
「依存」と「甘え」から卒業するしかありません。

 

親に感謝したいなら、しっかり自分が成功してから

「本当の感謝」をした方が良いのです。

 

中途半端で、正しい成功をしていないのに「ありがとう」と
親に感謝の言葉を言ってみたところで、

成功もしていない子から感謝されて、
賢い親なら困ってしまうでしょう。

 

表面上は喜んでくれるでしょうが、本当に賢い親なら、
子供の才能が十分に発揮されているとは言えないのに、

「ええ・・その程度で満足(感謝)されても・・」

と残念に思うはずです。

よく見かける、
子供に孝行してもらおうなどという「依存型」の親なら、
言葉ヅラだけの「感謝」を喜べるだけの
神経を持ち合わせているかもしれませんが。

 

で、

「真の親孝行」のためにも、

我々は、「成功しないといけない」わけなので、

「成功」の話を続けてみましょう。

 

HEAPでいう「成功」は、常に「成長」のことを指します。

 

私は常々、「美しい生き方」を目指すべきだと
自分自身考えているし、
そのための考え方をお伝えしているわけですが、
前回もお話ししたように、

お金がたくさんあっても、「美しくない人」がいたり、
「美しくない心」であるなら、

経済的成功はしているかもしれませんが、

それは、「人間的成功」とは言えないと言っています。

 

経済的成功は、
自己中心的な我欲によっても、手に入れることは可能です。

「我」という「思い」が強ければ強いほど
早く経済的には成功するということもあり得ます。

 

「念の力」というのは相当な強さですから、
本当に「引き寄せる」ことも可能です。

ですが、その原因と過程と結果に「バランス」を欠いている場合、

すなわち人間的成長とのバランスが悪い場合、
無理がたたって「崩壊」という恐ろしき結果を招くことは
忘れがちですから気をつけなければなりません。

実際のところ、
多くの人は、「経済的成功」と「人間的成功」との違いを
腑に落とせるほどには理解していません。

頭だけでわかってはいても、
「腑」には全く届いていません。

 

ですから、そんなつもりはなくても、

成功=お金

と思ってしまっている人が大半であるのが現実です。

 

美しい心で、美しい人として、美しい生き方を実行して
「人間的成功」を求めましょう。

と私が提案して、

そうだそうだ!

と賛成しても、日々の生活で使っている頭の中身は、

成功=お金

に向かっていたりするのです。

 

無意識的に。

 

「無意識的に」とはいえ、それは言い訳に使うことはできず、
「日々」の土台を間違っているのですから、

その生活から得られるのは、

「人間的成功」ではなく、

「成功=お金」に向かう生き方です。

 

「成功したい」「=お金が欲しい」

という方向に向かっているのですから、日々の積み重ねは

「美しさ」ではなく「お金欲しさ」

です。

 

自動的に

「美しく成功しない仕組み」を使ってしまっているわけです。

 

「お金欲しさ」の病に取りつかれている人を
「美しい人」とは言わないという前提ですが。

 

いつの間にかそんな
「美しく成功しない仕組み」を使ってしまっているのですから、
「仕組み」から出来上がる結果は、必ず

「美しく成功しない人生」

と、「今すでに」未来が決まってしまうのです。

 

わかるでしょうか。

「今」の時点で、未来が「決定している」のです。

 

これは大変なことです。

 

大変に恐ろしいことです。

 

大変に恐ろしいことだと認識するべきです。

 

「何やっても無駄ですよ」

ってことですから。

 

「仕組み」

なのですからどうにもなりません。

 

で、

その仕組みは、「潜在意識」の中にあるのですから、
だから厄介なのです。

 

「そんなつもりはない」(と顕在意識で考える)

けど、

「ちゃっかりやってしまっている」

のです。無意識に。

 

その解決のためにするべきことは、

潜在意識の中にある仕組みを変えることですが、問題は、

 

潜在意識の中にある仕組みを、
自分で変えることができるか?

 

その自信があるか?

 

その自信は本物か?

 

ってことですね。

 

だって、潜在意識って「無意識」のことです。

 

「意識」ができない。「意識」にない。

ってことです。

意識(自覚)できるなら、それは潜在意識ではなく
「顕在意識」ですからね。

 

で、ここで「親」の話と繋がるのですが、

親は、子供の「自立」を阻む存在です。

 

なぜなら、

先ほどお話ししたように、

親である自分を乗り越えて、子が自分より一段進歩するのが
親としての成功なのですから、

それは、そんなにカンチクリンにはいかないようになっています。

そんなに簡単に乗り越えられるなら
アホでもできるってことになってしまいますからね。

「乗り越える」

っていうことは、

「乗り越える」

という言葉は、

「簡単にいかない」
ということを意味するものです。

 

アホでもできる。

ボーっとしてても頂上に到達する。

サッカーの試合は、誰がやっても100点対100点。

バスケの試合も100点で引き分け。

学校の中間試験も、大学の入試も、

みんなみんな100点満点。

こんな世の中だったら、面白くないでしょう?

 

これのどこが「成長」なのですか?

 

これのどこが「乗り越える」素晴らしさなのですか?

 

アホになるべきではありません。

アホになりたがってはいけません。

私はそう思います。

 

「乗り越える」という試練があるから、

より効率的に達成するために、

スポーツ選手ならコーチをつけたり、
ビジネスや生き方なら先生やメンターを持つのです。

素人だけが、ダラダラ自己流を続けて
効率悪く、いつまでも結果の出せない「依存型人間」を続け、

「自立」できているつもりで日々、不満と文句と恐怖に怯え、

「食べる」ことには困らない経済的自立は出来ても、

「生きる」ことには十分困るだけ、本当の「自立」ができないのです。

 

親を乗り越える代わりに、

潜在意識の中では、「依存」と「甘え」の仕組みを残したまま、

「正しく生きること」

すなわち、自分の能力を存分に発揮して、
社会に喜ばれる存在になる日を、「先延ばし」にしているのです。

「先延ばし」を何年続けたかが、
現在の、あなたの「年齢」なのです。

ですが、
ここまで読み続けることができているということは、
あなたは相当にリーダーとしての資質があるということです。

 

これは間違いないでしょう。

 

あなたの潜在意識に、

「依存」と「甘え」が残っている反面、

「真の自立」と「愛」もまた秘められている証拠です。

でなければ、さっさと挫折しているはずです。

 

 

ただ問題は、

「依存」と「甘え」が邪魔をして、
いつまでも「真の自立」と「愛」が発揮されて表に出るチャンスが
巡ってこないということです。

 

親の問題を理解し、乗り越え、

「依存」と「甘え」を解決に向かわせないと、
とてもじゃないですが、真のリーダーとして活躍することはできません。

言い換えると

「成功も成長もできません」ということです。

いざとなったら、不満や不安を隠しきれないリーダーとか
イヤなじゃないですか。

第一、 不満や不安を「隠しもっている」というだけだって
イヤですよね?

 

自分で潜在意識の中身をどうにかできるなら
頑張ってください。

 

人間のプロを目指して効率良く成長したいと思うなら、
親や先生やコーチの手助けによって、
自分で自分を教育し直す方法を学ぶべきでしょう。

自分の親が「あなたを成功者に育てる」プロでなかった場合、

プロの親=先生やコーチやメンター

を好きに選べば良いと思います。

あなたが天才である自信があるなら、
自分で自分の潜在意識を
変えることもできるでしょう。

 

とにかく、

私たちは、いつまでもくすぶっていないで、

「成功しなければならない」

のです。

 

「成功した方が良い」

なんて、どっちでも良い話ではないのです。

 

なぜなら、親子関係というのは、
人間関係の中でも非常に重要な、しかも人間の基本です。

 

これに問題がある限り、人間として成功することは不可能ですから。

 

そうして、自分が成功者になることで

 

「あなたの子は、成功者になりました。
成功者を育てた(産んだ)あなたは親として成功しました。」

 

と「最高の賛辞」を送ってあげられる自分自身になることを、
私はお勧めしています。

その時なら「産んでくれて(育ててくれて)ありがとう」

と本当の感謝ができるでしょう。

それが最高の「親孝行」じゃないかと私は思います。

 

私自身も、自身の親を、より成功者としてあげられるように、

そして、HEAPで学ぶ戸籍上ではない私の子供たちの
成功と成長を手伝って、

「共に成功者として能力が十分発揮されている」
という状態を作れる親であるように
ステージを上げていきたいと思っています。

 

「成長」を理解し、

共に成長できる仲間に感謝しつつ、
「子供たち」をより「自立」へ向かわせ、「成功者」として
「孝行者」ばかりの幸せな繋がりを構築してまいります。

そのためにも、「真の自立」のための、

「潜在意識の中の仕組みづくり」

を、徹底して指導していくばかりです。「親」として。

親は一人一人を見て、その性格に合わせ、
その発揮すべき才能に合わせ、個人的に指導しないと

「兄弟姉妹まとめて一緒くたの教育」

なんて乱暴なことはできないのです。

 

ついつい個人指導が多くなるのは、
そういう理由からです。

だって、「育たない教育」なんて、誰も求めていないと思うから。

 

「自分と親」との関係、

これからの「自分と親との成功」について
考えを深めていただければと思います。

すぐにでも「自立」への行動を選択できる人
=成功への道を進める人

が、増えることを願いつつ。

 

涼子

 

 

 

 

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