◆I.T.
HEAPでバレエをはじめたのは、
出産後の身体を絞ることと、自分のために運動をすることが目的でした。
他のスポーツでなくバレエを選んだのは、
もともとバレエ鑑賞が好きでさまざまな舞台を見ていたことと、
バレエダンサーのすっと伸びた姿勢と体型にあこがれていたからです。
他のスポーツをする根性は
全くない、
運動神経ゼロの私でしたが、
バレエは好きなので、
ぜひやりたい!と思いました。
やると決めていたので、
恐る恐るながら電話をかけ、すぐに入会しました。
初めて見たHEAPのレッスン場は
まさに別世界で、先生はとてもスタイルがよくて美しく、
「こんな世界もあるんだ。」
とびっくりしたのを覚えています。
HEAPで学んだ、たくさんのことの中で、
特に印象が強いのは「意識」についてです。
指先、爪先、そこからさらに伸びる「意識」。
それがバレエダンサーの身体を伸ばし、開き、エネルギーを飛ばすのだということを、
先生のお言葉から学びました。
私がバレエの舞台を見て「いいなあ。」と思ったのは、
そのエネルギーを「PRESENT」されていたからだと思います。
「PRESENT」される側からする側へ。
スタジオHEAPは
「health」「education」「art」を積み重ね、
最終的には他者へ、PRESENTする人材を、
今も養成し続けているのだと思います。
そしてHEAPでは個々の「自由意志」が尊重される。
素晴らしいことだと思います。