人間のプロを目指す

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前回からの続き)

タイタニックさながらの
豪華客船の旅に興味をもったが最後、

経験してみなければ気が済まない私は、

可能な限り世界中から情報を集め、
(インターネット大普及以前の話だから、
 その苦労をご想像いただきたい)

まことに丁度よい船を探し出し、

乗船した。

「どこが退屈なのさ!」

というほどに、

朝から晩までなんと充実した楽しい時間であるか。

(いや、これが1年続けば、確実に退屈するだろう)

ところが、この船上で、
私の人生に影響を及ぼすほどの
大きな出来事が。

いや、そんな大げさなものじゃいけど。
 あ、いや、でも、影響を及ぼしているのはホント。

その船が、に見舞われた。

船は、信じられないくらいに大揺れに揺れた。

沈没したタイタニックだって
こんなに揺れたはずはないのだ。
(沈没の理由は嵐ではないから)

巨大客船なのだから、
普通なら、船酔いなどとは無縁であろうが、
ここまで揺れれば、
酔わない方が不思議だろう。

大きな船が揺れるのだから、
想像すればわかるだろうが、
かえって、恐ろしい揺れ方である。

周りは、ことごとく船酔いを始めた。

皆、次から次へと
トイレに駆け込むのだ。

昔、外国の船の上で
ダイビングに向かう途中、
なんとなく気分を悪くした記憶があるので、
船酔いが、どれほど辛いものであるかは
想像に難くない。

乗り物に強く、
異常にジェットコースター好きの私も、
一瞬、
油断したら船酔いしそうな
兆候がやってきた。

ひや~、
こんなところで船酔いしたら、
せっかくの旅が台無しになるじゃないかと
心配した私は、

せっかくだし

と思って、

船酔いをするかしないかの

実験を始めることにした。

こーしたら酔う。

こーだったら酔わないはず。

という私の持っている理論を
色々組み合わせてみたのだ。

周りは、乗り物に強いはずの
あの人も、この人も、
部屋のベッドに帰ってしまった。

色々実験をしているうちに、

揺れがおさまり、

海は静かになった。

私は、まったくご機嫌の良いまま、
嵐の揺れを乗り切ったことになる。

この時ほど、
自分の理論に自信をもったことはない。

この頃には、既に潜在意識について
勉強を始めていたから、
ますますその使い方について
気を良くしたのだ。

もちろん、
たまたまうまくいっただけかもしれない。

どちらでもいい。

それから何年も、
個人的には、その恩恵を受けているのだから。

自宅から15分程車で行った所の港に、
何やらビルが建ったのだな

と思えば、

それはビルでなく、
真っ白な巨大客船だったりして、

その港に寄港する船を、
時々見るにつけ、

昔、経験したそのクルージング熱を思い出しながら、
人間の能力に関して
深く考えてみたりする。

どうしてその能力を
使わなくて平気でいられるのか、
私にはあまり理解できないが、

個人的にはもっともっと
人間のプロフェッショナルを
目指したいなあと、
思っているところ。

「私も~!」という素直な方のために、
そのコツはメルマガで公開中だが、

私も随分、気前よいこと(笑)。

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