厄介な「損得勘定」パート1
- By Ryoko
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「損得勘定」
というのは、なかなか厄介だ
というのは、
誰だって同感だと思う。
まさか、それが大好きで
ずっと、それに悩まされたい。
愛してる。
愛し続けたい。
なんていう人はいないはず。
どちらかというと、
どこかに行っちゃえばいいのに
と思っていると思うのだけれど、
だからといって、
どうやら
追い出す人も少ないようだ。
やさしいのね。
「それでいいの？」
と、聞いてみたい気もするけれど。
自分の家の庭に、
毎日ゴミをまく人がいる。
毎日、部屋中を汚す人がいる。
仕方ないね。
と言って、
同居を続けるとは
私にはできない。
私なら追い出すね。
自分のものを守る権利と、
責任が、
私にはあると思うから。
「仕方ないね」
とは、
とてもじゃないけど思えない。
「仕方ないね」
というのは、
自分の努力を惜しんだ
怠慢な者が使う常套文句だと思っている。
もちろん、仕方ないことは
人生の内にはあるけれど、
自分の庭や家を汚されて
仕方ないというのは、
本当にそうなのか？
実際に人の家を汚すような
悪の実行をする者は存在するけれど、
それは、貧しい人間である
その人の問題であるので、
その人の人生が破滅するのは時間の問題。
だから仕返しを含め、
こちらは何もしなくていいが、
追い出すこともせず、
毎日ゴミをまかれ、
家を汚されるのを野放しにするとしたら、
本当に正直な心から、
「仕方ないね」
と許しの境地なのか？
自分を誤摩化してはいないだろうか？
誤摩化しというのは、
真実がわからなくなる状態。
当然、対処だってわからなくなってしまう。
「損得勘定」に迷惑しているのかどうか
自分の正直な気持ちを
もう少し明確にする必要が
あるのではないかしら？
「損得勘定」の
上手な追い出し方を知らないからって、
誤摩化す手法を使うのは、
あんまり賢明なことだとは思えないけどね。
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