タダで教えてくれたらいいのに
- By Ryoko
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私は、クラシック・バレエを教える人で、
滅多にいないが、
たまに
個人的に知り合いになると、
私から教えてもらいたい
と思う人が出てくる。
勿論、いくらでもレッスンにいらしてください
というだけの話なのだが、
滅多にいないけれど、
たまにいるのが、
タダで教えてほしい
と願っている人だ。
願っている
といったのは、
さすがに、口には出すほど
厚かましいわけではないが、
その下心ミエミエだから。
案の定、
4~5人が集まるというそのお宅を訪問してみると、
その人だけが、
私から教えてもらう気満々で
服装など準備万端なのだ。
他の人は、まさか無料で習うわけにいかない
と考えることのできる常識人だったし、
私も教える気はなかったので、
その場は、事なきを得たというか。
いや、これほど露骨でなくても、
こういう下心を持つ人は多い。
私も、それに応じたことはないこともないが、
やっぱり良くない。
これは、地球をダメにする行為なので、
スッパリやめてしまった。
なぜ、ダメにするかといえば、
まず
人の才能に敬意を表さない無礼な人間を
野放しにすることだ。
タダで教えてもらおうとするなら、
その先生に授業料を支払っている他の生徒達を
侮辱していることでもある。
たまたま、その先生の好意で、
無料で教えてもらったのであれば、
自分の才能でもってお返しする、
あるいは、その時でなくてもいいので、
いつかは、何らかの形で
ギブ&テイクでバランスをとる
ということが必要だけれど、
そういう下心ある厚かましい人間は
感謝もなければ、感激もないから、
ただ、当たり前に
人を利用する
ということしか頭にない。
いや、頭にもないのであって、
あるのは無意識の中だから、本人も
「そんなつもりはない」。
平気でもらいっぱなしで、
どこかに還元するということもない。
本当にお金がなくても、
謙虚に生きていれば、良い事もあるが、
この例のように、
心の貧しい人間は、
中途半端な裕福さの中に多く存在する。
この人は、なかなか学歴も高く、
豪華な生活をしていたが、
私がちっとも迎合することなく、
チヤホヤもせず、おかしな申し出には
断り続けていたら、
すっかり嫌われてしまった。
そうしたら、
この人の周りからは
どんどん人がいなくなって、
悪口ばかりが聞こえてくるようになった。
色々な人がいるのは知っているが、
ここまで露骨な人は珍しいので
面白い体験になった。
でも、
人間の下心を凝縮したような
この人のような人間が
決して珍しいわけではないことは、
つけ加えておこう。
これも潜在意識の汚れが関係する。
気をつけたいね。
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