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「こんな風になりたいな」
と思うことは、
誰にでもあると思います。
でも、それを本当に叶えるかどうかは
別問題。
「思えば叶う」
というウソばっかりの情報(罠)に
引っかかって、
大切なポイントがすっかり抜け落ち、
「思っても叶わない」
という結果に首をかしげる人を、
たくさん見てきました。
その
“間違い”
とか、
“ズレ”
を、
一人一人と関わって
修正する力をつけてもらうことが
私の役割。
そんな役割を長く続けていると、
修正できないパターンというものが
わかってくるわけです。
「ああ、こういう風に考えると、
理想を叶えることができないんだな」
と。
その「ワンパターン」によって、
叶わない人間、
目標を達成できない人間になっていくのは、
損なことだと思いませんか?
と指導させていただくと、
素直な人は、
自分を改善する実力を身につけて行く道に
軌道修正を始めます。
“素直なつもり”なだけで、
中身的には、めちゃくちゃ傲慢な人は、
ちっとも人の話を聞きません。
(本人は、至って真面目に聞いているつもり)
これまた、結構、ワンパターン。
そして、苦労の割には、
結果が伴わない。
そりゃそうですよね。
自分が一番偉くて正しいと思って、
新しい情報を得るだけの柔軟性を
持てないままでいるのですから。
いくら謙虚ぶったり、
素直ぶったところで、
本質的には、他人なんぞに興味なし。
自分の考えを変えるほどの器がないと
全身で表現するわけです。
「お母さんの言う事を聞きなさい!」
なんてことは、
私個人は言われたことないけれど、
「先生の話を聴きに行くのが学校だよ」
と、教育者であった祖父に言われたのは、
まだ幼稚園の頃だったけれど、
今でも忘れない。
そうやって、
私は、信頼してよい先生かどうかも同時に
何十年とかけて身につけてきたのかもしれません。
先生の話なんて聴かなくてもいい
なんていって
育てられていたら、
修正不能なほど、
人の話を聴けない
理解できない
興味もない
傲慢極まりない人間になっていたかもしれない
と、
”モンスターペアレント”なんていう
素晴らしい命名を聞きながら
思ったりします。
さて、ワンパターンを崩す為に必要なことは、
あの人には、
この人には、
そして私には、
と、
そんなことを
思ったり、
考えたり、
こうして書いてみたりする場所は、
今は嬉しい旅先の、この書斎。(笑)
たまには自宅以外の書斎で、
思慮深くなれる時間をもつのもいいかも。
感情コントロールの達人になるための
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