大人こそ見習いたい
- By Ryoko
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私の「音楽週間」が始まった。
それをキッカケに、少し、
「大人が陥っている思考」
を考えてみたいと思います。
「音楽週間」といっても、
たまたま、オーケストラやリサイタルに
今週は行きまくり、
ということだけだけど。
舞台や美術館には、機会があれば
できるだけ出向くようにしていますが、
それでも、それほど多いというわけではありません。
その中でも、特に好きなものに出会うと
嬉しいものです。
昨日はピアノでしたが、
さすがに、
天才作曲家が乗り移ったかのように
ピアノに没頭するその姿を目前にしながら、
例の「たこ焼き焼くのと同じ」
とは、思いませんでした。
やっぱり芸術や音楽は素敵。
どんな人でも、なんのこっちゃわからない人でも、
素敵か、そうでないか、
くらいは、わかるもの。
とくに子供は、
大人のように良いか悪いかばかりを考えるのではなく、
その感性でそのままを感じ取るから、
たくさん良いものに触れさせなければならない、
と考えているので、
バレエを習う子供達の親御さんにも、
そう指導しています。
耳から、目から、毛穴から、何かを必ず感じ取るのだから。
それが感性のスゴさだから。
そして大人は、それを真似したい。
いちいち自分の判断にこだわり、
良いか悪いかを評価しようとする態度ではなく、
「なんか素敵。」
「なんか好き。」
そんな素直さで、よく分からないものに触れること。
それで全くかまわない。
「よく分からないから」
という理由で、
素敵なものを敬遠する
という態度が、
特に日本人は顕著だけれど、
そんなプライドで、
自分を素敵な環境から遠ざけるなど、
どうでもいいことと思わなくちゃ。
知識も大事だけれど、
中途半端な知識をひけらかされて、
興ざめするような経験は、誰だってあるでしょう。
それなら
よくわからないけれど、
「すてき~」
と感激している方が、まだステキ。
すごい人がいたら、
コソコソ、オズオズ避けてみたり、
「自分なんて・・」と謙虚を装っていながら
「アイツなんて!」と思ってみたり。
そういう「プライドの罠」
に引っかかって負けているよりも、
「よく分からんが、なんかいいよね。」
というニュートラルな気持ちから
色々なことをスタートしても、
いいんじゃないかな。
「どーせ何もわかっていない」
という子供の「そのままの姿勢」
は、やっぱり見習いたいところ。
変なカッコつけがないところもイイ。
「わからない」ことが許されている。
だから、成長できる。
「そんなことも知らないの?」
という、“白い目”に負けなくていいのです。
そのせいで、変なプライドを育てることもない。
そんな“誘惑”には打ち勝って、
自分の素直さや、感性を育てる
「本当に大切なこと」
に集中しようじゃありませんか。
どれがお好みですか?
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