お金の話1(お札編)

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世界中には、

紙のお札でなくて、プラスチック
を、使っている国があります。
(ポリマー紙幣という)

プラスチックといっても、
別に、カチカチに硬いってわけじゃないです。

ちゃんと、ピラピラに柔らかくて薄いです。

アメリカは、
今でも1ドル札、5ドル札
(100円札や500円札のようなもの)
があって、
日本と同じ紙なので、

ヨレヨレのもの多くて困ります。

アメリカは、日本と違って、
チップが飛び交う国ですから、

5ドル札とか、1ドル札は、
常時それなりの枚数を
確保しておくことになるのですが、

チップの意味を考えれば、
あんまり、ヨレヨレのものは
使いたくありません。

なので、
そこそこキレイなお札が手元に来たら
しっかり確保して、
ということを常に考えておくことになります。

そういう国こそ、
プラスチック紙幣がさぞ便利と思うのですが、

なぜか、プラスチック紙幣を採用している国は、
さほどチップの国でなかったりします。

世界で最初にプラスチックを採用したのは、
オーストラリア。

その理由は、もちろん、チップのため
とかじゃありません。

なんだと思います?

ポケットに入れたまま海で泳いでも大丈夫だから

という理由。

何とも、海の国、
オーストラリアらしい。

そういう
数々あるふざけた理由
(オーストラリアユーモア?)
は、面白いです。

サーファーズパラダイス

という地名もありますが、

そんなぱらだいすな地名、

日本じゃ、考えらませんよね。

渋谷パラダイス区

とか、

サーファーズ新宿駅

とか、

つけてほしいものです。

ついでに言えば、

巨大なズータイの
サンタのおじいさんのようなバスの運転手さんとか
いっぱいいますが、
夏は、短パンにハイソックスです。

日本で、膝上の短パン履いたおじさんとか
歩いてませんけど、
(しかも白いハイソックスとか)

オーストラリアでは、
当たり前すぎて、誰も笑いません。

しかも、それが制服ですから(笑)。

日本の常識じゃ、
おじさんの“ひざっこぞう”とか
外で見ないよね?

でも、さすが欧米人。

おじさんなのに、
膝下が長く、まっすぐスラッと
羨ましいくらい美しい形のお御足だから、
まあ、ハイソックスの似合うこと(笑)。

さて、再びお札の話。

プラスチック製だと、

折れない。

破れない。

無理矢理なら折れますが、
どうしても破ることはできないので、

お札を破る手品は、できないことになります。

日本でも、
アメリカでも、

1万円札とか、100ドル札を破ってみせる
マジックショーありますが、

あれ、不可能です。

それほど汚れたお札は見たことありませんが
汚れたら、洗えます(笑)。

洗剤も使えます。

やってみたことないですが。

プラスチック紙幣は
カラフルな色にできます。

ピンク

とか。

外国に行くと、
全部、大統領とか女王様のお顔で、
色もほとんど大差ない
なんてお札もあるので、

慣れないと、
物価の安い国で30円のペットボトル買うのに
10000円札出す
なんてことがあります。
(100円札と間違えてという感覚)

カラフルだとこういうことは
ないので、わかりやすくて助かりますね。

アメリカドル札なんて、
殆ど色も大きさも似ていますから、
慣れるまでは、油断していると
1ドル札と100ドル札を間違えそうです。

カナダ、ニュージーランド、タイ、マレーシアなど、

世界は、なんとなくプラスチック紙幣への
方向へ向かっているようですが、

日本もいつか
そんな時代が来れば、

ちょっとくらいカラフルカラーなんかを
検討できるくらい、
遊び心があればいいなと思いますね。

どーせ、面白くない、
真面目そーな色しか使わないんでしょうか。

アメリカドル札はカッコいいので、
1ドル札でも
映画なんかでサマになりますが、

日本札は、100円紙幣はないし、
100円玉の受け渡しがカッコいいとは思えないし、

1億円の札束になるまでは
サマになる風でもないから、

どーせ、サマにならないついでに、
1万円札以外はピンク色を採用
したら楽しいのに
なんて思ったりします。

その時代になるまでに、

日本人の頭、
どのくらい柔軟になっているか、

それが楽しみですね。

うーん、それとも、
相変わらず、常識を変えられないまま
日本という国も歳とっていくんでしょうか。

幼稚な国なのに、
ルックスだけは、老けていく。

そんな日本国的な人間にならぬよう、
私たち日本人は、がんばんなくちゃ!

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