下手な反省、百害あって一利なし

  • By Ryoko
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「無知の知」

に出会っていくと、

初心者は、

「この先真っ暗」

「私はバカじゃないか?! 」

「いい加減にこの頭の固さをどーにかしたい!」

と騒ぎ始める。

まあ、色々騒ぎたい気持ちはわかるけど、

(いや、わからない。そういう頭の使い方しないので。)

もし、以前のまま
正しい学びをしないで、「賢いつもり」を
愚かにも続けるならば、

お先真っ暗であることも
正当化するか、
気づかぬフリでもして、
そのまま、
ずっと生きる予定だったはずである。

学んで賢くなったら、
目が見開いて
見えなかったものが
色々見えるようになった
からといって、

急に、

嫌がったり、

アタフタ暴れるのは、

どうかと思う。

そんなことをするから、

見えないアホのまま、(無知)
クールに賢ぶった人間をやってた過去の自分の方が、
なんだか、カッコよかったような
誘惑に負けてしまうのだ。

あほぬかせ。

である。

見えなかったから、
静かに、平然とできただけのことであって、

見えるようになったから
暴れるってのは、

ちょっと違う。

それは、賢くなって、
レベルが上がったことなんだから、
素直に喜べばいいのだけど、

「そんなレベルで喜んでいるわけにいきません!」

と、今度はなんだか急に、
謙虚さを強くアピールしてみたりする。

喜べない人は、
己の愚かさが暴かれ始めた成長に耐えきれず、
回避するのに、
自分の中で抱えきれない感情を
ウルサく騒ぐことで、
他にバラまき
分散させているだけである。

一種の言い逃れ手法ともいえる。

ごちゃごちゃ言ってないで、
さっさと次のステップに行けばいいのに、
いつまでも行けないのは、
エネルギーが漏れているからなのだ。

一方、

喜びもしない。

学びもしない人は、

そんな人を冷ややかに見て、
さも、自分は”デキルヒト”という面持ちで、
その実、
自己満足で、傲慢さを増しているに
過ぎないんだけどね。

もう、人間って、
ほんと、ややこしくできているもんだ。

それなのに一人でがんばるから、
ますます、糸は絡まり複雑になって、

ついには、

人生を諦めなければならなくなる。

正しい方法を、
ちゃんと知らなくっちゃね。

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