大変な目に遭うとは

  • By Ryoko
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アファーメーションであろうと、

速読であろうと、

成功哲学であろうと、

正しい意味を知らずに
本に書いてあるからといって、

コレハオイシイ

と、安易に喜んで取り組むと、

大変な目に遭うものだ。

アファーメーションの達人(私が勝手に命名)
に会ったことがあるが、

もう、なんというか、

ニセモノのオーラを放っているというか。

私は○○だ

私は△△だ

と、

毎日、凄まじい努力をすること自体は

素晴らしいと思うのだが、

呪文(アファーメーション)を唱えれば唱えるほど、

本当の自分とかけ離れて行くならば、

それは、
偽りの自分を増やしているにすぎない。

昨日のベクトルの話同様、

自分の外側と内側も

別のベクトルにしてはならない。

何やらもっともらしい言葉を語っても、

まるでベールをかぶせたかのような
お面をつけたような表情が
完成されてしまって、
どうにも違和感を感じざるをえない。

大変な目に遭っているとは
まさか本人は思っていないだろうが、

客観的に見れば、
これは、“大変な目”である。

それでセミナー講師とかをやって
活躍しているらしいのだから、
世の中は面白い。

ちなみに、そういう人だからといって、
近づくなというような、
そういうことではない。

大変な目に遭って気の毒なのは
その人本人であって、
そばに行ったからといって
すぐに伝染するようなものではない。

強く影響を受けるようなことがあるなら
その時、心配すればよいし、

これは、
誰かを悪くいうという話ではなく

そういう現実は避けられないのだし、

世の中は、そんな風に

ちょっとの違いが大間違い

というようなことが多いから、

自分が“大変な目”に遭うことのないよう

日々、コツコツ、
本物を見る目を養っておいた方が
いいのじゃありませんか

という提案なのである。

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