おぞましい人間の常識
- By Ryoko
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昨日は、
人間、暇だから
人の揚げ足をとる
というような話をしたが、
結局、
人間、暇だから、
苦しむか、
楽しむか、
どちらかを選ぶことになるのだと思う。
楽しんではいけない。
苦しむことが成長である。
というような常識が身に付いているなら、
きっと苦しむことを選んで、
成長した気になることが多いだろう。
楽しんでいる人を見たら、
少々バカにして優越感を引っ張り出し、
自分は同類じゃない
ということにしたがる。
楽しみながら、めちゃくちゃ成長する。
ということはある。
そういう人を実際に見たことがなくても、
実際に存在する。
必ずしも、
自分が見たことだけが世界の常識ではない。
自分の常識の外には、
とんでもなく広がった世界が
既に存在するのである。
知らないから、
見たことがないからといって、
自分が世界一正しいということにはならない。
もし、そんな考えを
これっぽっちでも持っているとしたら、
それは、相当傲慢である
という証だから、
かなり心を入れ替えたり、
考えを変えた方がいいだろう。
傲慢というのは、
成長から遠ざかるということだからね。
最近も、
とんでもない傲慢さから、
大変な誤解をしている人の意見を聞いた。
ああ、こうやって、
傲慢さは、人間のレベルを低下させていくのだなあと
残念に思うわけだけれど、
自分がやめるまでは続けるのが
傲慢という特質でもあるのだから
本人が気づいて、死んでしまいそうなくらい
恥ずかしい現実に気づくまで
どうしようもない。
そういう人は、
死んでしまいそうになるから
死んでも気づきたくないと頑張るもの。
そして、延々と
苦しむことを選び続ける。
そうやって、
理解に努めることはせず、
自分の常識を使い続けて誤解を選び、
歳ばかりとっていく人の多さをみて
楽しながら成長する
という意味を何故理解しようとすらしないのか
不思議に思いつつ、
苦しみをもたらす傲慢さの恐ろしさに、
またまた
おぞましさを感じる今日この頃なのである。
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