理解 or 誤解？
- By Ryoko
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人間は誰でも
自分は正しいと思って生きている。
だから正常に生きていられるわけで、
それは“良い”ことである。
ところが、
そのことに注意深さを失うと、
誤解
が発生しても気づかない。
類は友を呼ぶ。
誤解する人は、
誤解する者同士集うから、
それはいつの間にか
彼らにとってのみの真実（正しい理解）となる。
真実の結びつきは、
当然ならが、ものすごーく強い。
裸の王様は、
周りが皆、黄金のドレスを着ている時には、
「あ、ボクちゃん裸だ。」
と気づけて、
「恥ずかしい！」
と思うことができるが、
周りも皆、裸なら、
「裸で何が悪い？」
と、わからなくなる。
人間には「誤解」がつきもの
という
非常に知恵に溢れた考えを持っているなら、
誤解のまま終わらせることなく、
理解に努めるものだが、
同じ「類」の中にいれば、
自分は正しいから、
「やっぱりね」
と、相手を誤解したまま
確認すらせずに、
自分は正しいことにしてしまう。
おそろしや。
誤解というのは、
”誤った解釈”
なわけだから、
理解とは真逆の立ち位置となる。
言い換えれば、
誤解とは、「理解できない」
ということなのだ。
それじゃまずいでしょ
と思うけれど、
誤解したがる仲間達は、
理解したがらない人間達
というわけだから、
この二極化を一つにはできない。
水と油は交わらないのと同じ。
二極化のどちらが良いか悪いかは、
普通は言えないものだけど、
誤解したがる人間というのは
多くの場合、
理解を避け、
理解の努力を惜しみ、
誤解の理由付けを、手段を選ばず
引っ張り出して来てみたり、
時には、勝手に作り出してしまう。
しかもそれは、大抵、
己のエゴを正当化するためである。
そのことから分析するなら、
卑怯な手段を選ぶことが
含まれる分、
良い生き方、
素敵な生き方とは
言い難くなる。
まあ、そもそも
理解できない
という時点で、頭が良いとはいえない
ということになるわけだけど。。
なので、
どうせ人間どちらかに属するというなら、
「理解できる人間」
を選びたいと思うのは、
まさか、私だけではないと思う。
だけれども、注意深く、
理解を深めておかないと、
「そんなつもりはない」
と言いながら、
「素敵な人になりたいです」
と言いながら、
理解できない
卑怯で誤解に溢れた生き方を
実践してしまいかねない。
お～、まずいまずい。
というわけで、
お互い気をつけましょうね。
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