洗練させるか自己流を続けるか。
- By Ryoko
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人間は、根本的に、
空白を恐れるもの。
のーみそが空白になって、
退屈を感じるのを恐れる。
だから、忙しくしてミセル。
ごちゃごちゃと悩んだフリをしているのは、
脳が退屈を恐れているからで、
頭が正しく働いているのとは、
全く別扱いにしないと
大変な勘違い人生となってしまう。
要は、脳が暇なのですよ。
何度も言っちゃうけどね。
で、
何していいかわからないから、
テレビ観て暇つぶし。
映画観て暇つぶし。
悩んで暇つぶし。
忙しくしていることを、
充実しているなどと正当化して、
暇をつぶして遊んでいるというのに、
学んでいるつもりにする。
正しく頭を使いたかったら、
正しい頭の使い方を知らなければならない。
正しい頭の使い方を学ばないから
勝手な頭の使い方を使う。
暇つぶしと学びは、紙一重だから
その違いは、ひっじょーに分かりにくい。
しかも
正しい頭の使い方は、
正しい心の使い方とも連動しているから、
両方からアプローチしないと
なかなか現実的には難しい。
難しいのに、
皆、お金をケチるからか、
自分は天才だからと思っているからなのか、
歳とれば幸福が
自動的にやってくるとオメデタイからなのか
とにかく、正しい学びを得るよりも、
自己流が大好きである。
それで出来上がった人生が
「今の自分の状態＝自己流」
なのだから、
その結果が好みに合っているかどうかは
今の自分を観れば充分だろう。
ところが不思議なことに、
納得も、満足もしていないというのに、
変化を起こそうと
（心底）思えない人が、
あまりにも多い。
心底変えようと決意できるまで、
平気で4年、5年と時間をかけたりする。
そして、お決まりのセリフ。
「もっと早く始めればよかった」
頭の使い方ばかりでなく
身体の作り方の場面についても同じ。
「もっと早く始めればよかった」
とぬかす。
あ、違った、
ほざく。
あ、もっと悪くなった。
おっしゃる。
これならいい？
「もっと早く・・・」
このセリフを、私はあまりに多く聞きすぎて、
これに対しては、
ほとんど不感症状態である。
以前は、「知るか。」
と感情が働いていた気もするが、
それがいつの間にか、
「またか。」
となり、
今や、
「・・・」
麻痺しているようだ。
「一刻も早く始めた方がいいよ」
というこちらを、
さんざん無視しておいて、
よくゆーよ。
ってなもんだろうか。
人の考えに影響をもたらすことはできても、
変化を起こすかどうかは、
本人が選ぶ問題だから、
本人を信頼して、
気長に、5年でも10年でも待つのは、
もう慣れっこだ。
と同時に、
5年前、10年前に植えた種が、
そろそろ育って来ているので、
そこにエネルギーを注ぐことを
今は楽しみにしている。
頭は、1ヶ月でも1年でも
いや、一瞬であっという間に
変わるものではあるけれど、
身体は、7年かかるから、
始めるのは、
一刻も早い方がいいと思うのが、
私の考えだけれどね。
これを読んで、
一瞬で切り替えできる人、
今日から、5年、10年かける人、
色々だろうと思う。
どちらにしても、
洗練させるか、
自己流か、
二つに一つの選択に違いない。
頭を変えるのに時間がかかる？
そんな洗脳、
解いちゃう気ないのかな？
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