基本に飽きる人達
何かを成し遂げるということは、
長い長いトンネルのような基礎を積み上げて、
もう応用編に進むしかやることがなくなる位、
基本を習得することです。
基礎とは、
「基本になる礎（いしずえ）」ということですから、
まあ、地味なこと。
ところが、プライドばかりがエラそうに高い人は、
そのプライドが邪魔して、
いつまでも基礎づくりを続けるのを
アホらしく感じてきます。
愚直に基礎づくりをしている人を、
小馬鹿にしたくなっていきます。
言うまでもなく、これは落とし穴。
こんな落とし穴にはまる人は、
ずっとハマり続けているのが明らかで、
本人以外には丸見えなのがおもしろい。
石の上にも三年
という言葉通り、三年続かず、
何事も成し遂げることがない。
あと一歩のところで、自分の内側のプライドが、
継続することをアホらしく感じさせ始める。
そんな決まりきったレシピでもって、
成し遂げられない中途半端な人間が出来上がることにも
一向に気付かず、ずっと何十年も繰り返すのだから、
（本人は、気付きたくもないので仕方ないが）
決して真似するわけにはいかない。
聖書を読んでも、そんなヘンテコな例が山のように
書かれている。
人間の歴史から学べる賢者になろう。
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