偏差値70以上の学生に限って言えば、、
ある大学教授の話ですが、
「東大に行くような、偏差値70以上の学生に限って、」
と限定し、英才教育の話をしているのを聞くと、
子供の頃から、塾だ塾だと、やたらと英才教育をしていると、
バ○になる、と断言しているから面白い。
私が、英才教育と考えているのは、
バイオリンとか、バレエとか、本当に、
子供の頃から、音感や感性といった、
後付けでは
どうにも補えない教育のことをさすのであって、
小さい頃から成績重視のお勉強というのは、
前回も話題に出ている高慢人間をつくり出す為に、
プライドを養うのにはもってこいですが、
まったくといっていいほど英才教育と呼べる
とは考えていません。
英才教育というのは、もっと品格があり、
本当に高貴なものと考えているので。
でも、その大学教授の話からすると、それを一般には
英才教育と呼ぶらしいから、
それなら、英才教育はバ○になる、というのは、
もっともだと、大きくうなずける。
品のある人格者であったり、
責任感ある立派な人間になろう
というよりは、
浅ましく、自分如きが考える「成功」
を目指すのに貢献するのだから、低俗といっても
図星過ぎて、誰も腹立てることすらできないでしょう。
その教授は、それを、バ○と表現したわけだけど。
塾に通わせて、バ○が出来上がる
という教育という投資が、本当に上手な投資かどうかを
考えなければならないし、
その結果、大学教授からバ○ばっかりが増えた
などと言われるようじゃ困るわけだし、
成績は良いけど、
人間として、
いざとなったら無責任だったり、卑怯だったり、
もっともらしい理屈を並べ立てる知性の低さでは、
相当な問題であろうと思うのだけれど。
かといって、他に良い方法を知らなければ、
これを続けるしかないのだとしたら、
それしか方法を知らない
というのが、狭いというか低いというか愚かというか。
まあ、その名称は、なんだっていいですな。
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