ユーモアのセンスを磨くには?
ユーモアとは、何だろうか。
少々難しく説明してもいいなら、
とても素敵なことだし、
それだけで一つセミナーができるくらいだから、
ここでは、
ものすごーく簡単に言ってしまおう。
ものすごーく簡単に言えば、
遊び心
ということになる。
遊び心というのもまた、
実に抽象的で、わかりにくい言葉。
そもそも、
ユーモアとか、
私が教える潜在意識の世界など、
本当は、言語で教えられるようなものではないけれど、
バレエの先生で、
人間教育を長くやっている立場で、
感性の世界は、芸術家にとっては得意分野なのだから、
私がやらねば誰がやる
といったカンジでキャリアを積んでいるわけだけど、
それにしても、
私も大層なことに挑戦しているものである。
さて、遊び心。
Macや、ipadユーザーならご存知の通り、
遊び心があるというのでAppleファンも多い。
宗教嫌いな人も、
Windows派か、Mac派か宗派がわかれるところが
面白い。
私のようにどちらでも良い派は、
わけのわからないミックス派だ。
これから、
アップル信者の気持ちがわかる人になろうか計画中
と、ついでに暴露しておこう。
で、私は、
そこへの遊び心は、求めない。
アイコンが、ピリョピリョ揺れるのは、
確かに可愛いくて楽しいが、
別に揺れずに、
Windowsのように可愛くなくても構わない。
だけど、
生き方には、
断然、遊び心が必要と思ってる。
根は真面目なのは大切だけど、
表も真面目というのは、
退屈でしかない。
最初はいいが、
やっぱり真面目なんだね、
と、見た目も、中身も変わらないなら、
興味を持ち続けようという方が無理な話。
遊び心も、ユーモアも、
それが何かとわからなければ、
磨きようがないではないか。
欧米のように、
ユーモアのセンスがなければ友達が減る、
と露骨な環境にいるなら
家庭の中で、友人関係の中で
身を持って覚えていけるだろうが、
オヤジギャグでさえ、
小馬鹿にして笑う風潮のある日本で、
どうやってユーモアのセンスが磨けるだろうか。
まあ、ユーモアがないから
つまらんオヤジギャグで引きつった笑いしか
引き出せないのかもしれないけど。
とにかく、
お笑い芸人の親のように、
一般からは理解されにくいような
ユニークな親に育てられでもしなければ、
自分で磨くしかない。
大人ができる方法とは、
ユーモアや遊び心が何たるか
と、日本語言語の意義を理解するところからしか、
始めようがない。
その基礎もないから、
人を引きつらせないといけなくなるし、
くだらんギャグしかいえなくて、
笑い者になって傷つくことになる。
ユーモアレベルが低いから、
寛容さに欠けて、
オヤジギャクを受け入れることもできないし、
そうやって人を笑うから、
自分も練習するチャンスと勇気を削がれる。
どこをとっても、
ユーモアを磨く暇のない環境なら、
やっぱ、自分で磨くしかないないということに。
どうやるんだろ?
そう思うなら、習わずに
どうするつもりかしら?
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