損得勘定をどうするか


岡本太郎は、作品が売れなくて食えなくてもそれでいい、
食えなければ死ねばいい、

と言っていたらしい。

売れなくていい、
売ってたまるかと思っていたそうだ。

(カッコイイね)

損得勘定が働くから
自由にもなれないし、
本当にしたいことなどできなくなる。

卑しい損得勘定の代償が不自由人ということなら、
その選択が素敵だとは思えないし、
不自由人がいたら、
「ああ、この人は、どこかで損得勘定が働いているのだな」
と思ってもいいということになる。
(本当に、他人のことをいちいち思うかは別として)

得をしたい、
損をしたくない、
お金をとられたくない、
クビになりたくない、
人や世間から嫌われたくない、

そんなことが、潜在意識を占めていたら、
そりゃ、怖くて、ダイナミックな行動なんてできるわけないわね。

損をしそうになろうものなら、
冷静さも理性もなんのその、
暴れるのなんのって。

理屈も、理論もお構いなし。
途端に、金の亡者に変身する。

(その損をしそうになる、というのは、実は錯覚なのも気づかずね)

食えなければ死ねばいいと、
口先だけでカッコつけて言ってみるのは自由だけど、
心底思えていないから、
岡本太郎のような、ビッグな本物にはなれないという結果が、
まことに正しく導き出される。

誤魔化しは効かない。

(有名になるってのとは全く違う)

素晴らしい人物になりたい

という人は多いけど、

その言葉に責任をもって、
本当に素晴らしい人に進んでいるのが、
悲しいくらいに数少ない理由は、

損得勘定に負けるからであって、
なぜ、負けるからといえば、
自分を信頼できないからであって、
何故、信頼できないからといえば、
損得勘定が働いているから。

損得勘定を取り除く、
浄化方法をちゃんと覚えないと、
甘く見積もって、対処を間違うと、
大変な目に遭うことになるのは間違いないわけで、

自分は大丈夫、なんて甘く見積もるのは命取り。

敵は、なかなか手ごわいものです。

喧嘩したら負けて、立ち直れないから、
正しい浄化で、知性勝ちを目指そう。

私も、正しい浄化を知らないまま生きていたら
どーなっていたのだろうと、
想像するだけで、恐ろしい。

↓ 読んでくださって、ありがとう。一緒に浄化しましょうね!


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