ラスベガス日記8～ホテルのバーにて
シルクドソレイユに大満足で劇場を後にして、
帰路につく予定だったのは一瞬のこと。
カジノの中を歩いていたら、
何やらそそられる音楽が聞こえてくる。
その音の先は、
そのホテルのメインバー。
入り口には背の高い黒人のセキュリティが
IDチェックをしている。
このシチュエーション、
場合によっては、日本人は中に入れてもらえなくても
不思議ではない。
一か八か、IDを提示して、
難なく中へ。
そこは、
期待通り、大人の世界が広がっている。
クラブさながらのブラックでありながらも、
きらびやかだ。
お気に入りのドリンクをオーダーし、
久しぶりの強いお酒を楽しむ。
外にまで漏れ聞こえていた音楽の中に埋れて、
我々ダンサーが、踊らずに、
じっとお酒を飲んでいるはずはない。
誰も踊っていないが、
踊りたいもんは踊りたい。
誰かが踊れば踊り出したくなるのは
当たり前で、
いつの間にか躍る人が増えたり、
隣のグループと、
一緒に写真を撮りあっこしたり、
意外な展開となった。
と、この流れで行けば、
今度は、
クラブに行きたいよね～～～っ！
と、
既に日付が変わっているのに
私達の夜は、今からがスタート。
そのバーを後にして、
我々一行は、次なる
クラブのあるホテルへ移動する。
9へ続く
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