オジサン脳の特徴
ったく、
タチの悪いというのは、
水分の乾ききった「オジサン脳」
である。
全ては自分が正しいのだ。
聞いているようで、
人の話など、聞かない。
特に、先生について指導を得る
というような経験とか、
セミナーで、自分を啓発する為に
何年も努力を継続し、
自分の無知に向き合って、
改善に改善を繰り返した、
というような経験のない人は、
それはそれは、ひどいものである。
例えば、
セミナーのような、
先生のお話を聞く
という場面を、そもそも嫌う。
いやいや出席しようものなら、
腕を組んで、
聞き入れたくない、聞き入れまいぞ、
という決意を、眉間にもろ表し、
感想を聞けば、
頑なで、貧そな感想しか語れない。
一言でいえば、
「プライドによる抵抗」
というわけだ。
かろうじて、眉間には本心を表さず、
別種の、
良く理解しています風
を表したとしても、
自分を変えるとなれば
そんな気は、サラサラない
と表現する。
口では、めっちゃ
「変える気も、向上心もあります!」
とは言うけれど、
こっちは、芸術家で、バレエダンサーだ。
ダンサーとは身体で表現し、
それを読み取るのが仕事。
どんなに口で何か言っても、
潜在意識から、肌や毛穴を通して、
何かが表現されれば、
フェイクな言葉より、
よりリアルに、より顕著に
丸見えになるのだ。
口で言っても、
そのオーラはなんじゃらほい?
ってな話だ。
素足をみれば、
どこの国の人か、大体わかるし、
今みたいに、皆が世界中を自由に行き来するまでは、
どこのバレエ団に所属しているダンサーの足か位、
わかったほどだ。
足を見るより、
それらしい言葉を、“そんな“ボディランゲージで
表してくれれば、
もっと簡単に、その人が
どの程度で物事を考えているかくらい、
わかるに決まっているではないか。
水分が足らないといえば、
ヒカラビテル
ってことだから、
ちょっと位、恋の一つでもして、
あるいは、
本当に学ぶ
という経験を一度くらいしてみて、
潤いが必要なのは、
女性のお肌と同じだろう。
脳に水分を与えることを知らない男性と、
お肌に水分をヘタクソに与えて乾いた女性と、
どちらも、人のことを言っている場合では
ないかもしれない。
「オジサン脳」をもった
女性も多い。
冗談くらいタチが悪いことは言うまでもない。
勿論、「オジサン脳」は、
本当のおじさんに多いのは、
当然、と言ってしまうか、
マズい!と改善を始めるか、
どちらでもよいけれど。
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