人間は何が問題か
人間が持っているかなり大きな問題に、
自分以上の存在を、
受け入れられいない、
認められない、
視野以上のものが目に入らない、
というのがある。
この三拍子は、相当タチが悪いことを
自覚することが大切なのに、
自覚するのは、自分の負けを認めることになるから、
死んでも避けたい
と思うのが、人情だ。
いや、人間だ。
負けを認める
ってことは、
既に負けてるってことだから、
本人が認めようが、認めたくないと正当化しようが、
いちゃもんつけようが、暴れようが、
負けてる
ってことに違いはないのだけれど、
プライドに負けて、
自分だけが、自分の負けを認めなければ、
負けたことにはならない
という、
とんでもない
負け犬の典型のような錯覚をする人は多い。
どうして、真実には屈せず、
プライドには、あっさり負けて、
偉そうに振る舞うのかは、
それを卒業した者にとっては、
それが
どれだけ色褪せたくだらない栄光か、
みっともない生き方か、
伝えなければならないのと同時に、
聞く耳のあるものにだけしか、
伝えることができない真実が
ここにもある。
自分を大きくしたいなら、
自分以上の存在が見えるようにしなければ、
自分が一番大きいと錯覚するに
違いない。
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