元も子もない動機
一番危険なのは、
事実とは別の次元で、
錯覚の中で生きること。
例えば、
自分は正しい道を歩んでる
とか、
自分はなかなか幸せだ
とか、
今日は素晴らしい一日だった
とか。
それが、検証の結果、
本当にその通りであるなら、
そして、
誰から判断されてもそうであるなら、
勿論、問題はない。
そうでない場合、
そうでないものを、そうである
ということにしてしまうのが、
いかに危険なことであるかを、
もし、知らないのなら、
知ることから始めなければならないし、
もし、知っているなら、
どう改善するかの次のステップに
進まなければならない。
いつまでも気づけない
というのが、なぜ危険か。
それは、「気付く気がないから」
という、
恐ろしい大元の動機によるからである。
元も子もない動機が
いつまでも存在しているのだから、
それが危険でなく、何であろうか。
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