恥ずかしい男たち
アジアを旅すると、
男性陣に幻滅する。
レディーファーストを知らない。
我先に、の心が丸見え。
十把一絡げに言い切ることは問題かもしれないが、
殆どハズレなしというのが残念。
ビジネスクラス以上の機上では、
流石に不愉快な思いはしたことがないが、
欧米では、エコノミークラスでさえ、
その類の不愉快さを感じたことは記憶にない。
そして、残念ながら、
そのアジアには、
日本も含まれているのだ。
ちょっと身体をよけて道を譲れば
後ろの人達がスムーズに通れるものを、
自分の用事がすむまで、
譲る気すら、さらさらない
という君に呆れるし、
(気付かない風なのに呆れる)
同時にそこに来てしまえば、
一歩引くではなく、
立ち止まるでもなく、
一歩でも進もうとする
決して少なくない、
海外で見かける日本人青年に
日本の恥を見る。
人の身体にぶつかって(触って)、
何とも言わずに行ってしまうのは、
日本以外のおじさんだけだと思っていたのは
甘かった。
戦時中じゃあるまいし、
我先に、という態度がどれほどみっともないか、
ちっとは海外にでも住んで
レディーファーストが存在することくらい、
知ってもいいのではなかろうかと思うが、
数日そこら、
チープな旅で、チープなオーラをばら撒き、
数ヶ月そこら、レディーファーストを見た人達も、
精神に宿っていないものだから、
長くて半年、
平均して帰国後3ヶ月もすれば、
金髪のハンサムを真似て「お先にどうぞ」と、
ドアを開いて待っていたのも忘れ、
染み付いてしまっている、「我先に」
が、自動的に溢れてしまう。
別に、金髪なら無条件にいい
ってことではなくて、
相手が男だろうが、老人だろうが、
べらぼうな美人だろうが、
びっくりするくらいブスだろうが、
一歩譲ったところで一円も減るわけでもないだろうに、
その気
がないところが嘆かわしい
といっているのだ。
(その気はあるのに、勇気がない
と言い訳するなら、もっと嘆かわしい。)
そういう人が、
1円を得るために、
ビジネスだとか、
人に何かを教える立場だったら、
そして、子を持つ親だとしたら、
殆ど詐欺師じゃなかろうかと思うほどだ。
モテタイ
と心の奥底に願望があるなら、
その達成に向けて、
どーにかしなきゃ、
どーにもなるまい。
モテナイなら、
ビジネスだってうまくいくわけないしね。
モテナイのに、
ビジネスがうまくいってるとか言うなら、
それは、不純に利用されているだけ
ってことじゃんね。
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