最高に貧しい人
最高に貧しい
というのが、どういうことをいうのか、
考えたことがあるだろうか。
最高に貧しいというのは、
愛を受け取れない
ことである。
愛がやってきても、
無意識に追いやってしまう。
愛に満たされても、
一向に気づけない。
愛に包まれていても、
まだまだ、と思ったり、
もっと、と願ったり、
たったそれだけ?と
不満になったりする。
そういう人は、いつも不足状態、
換言すれば、飢餓状態。
まさしく飢えている貧しい状態なのだ。
自分では、愛を求め、待っている
と思ってはいるが、
まさか自分が排除していることには
さらさら気づかない、気づけない。
自分に都合の良い何かを待ち望んで、
真の愛が何かを知らない人も、
これ同様、
自ら貧しい種を蒔き、育てている。
だから、実った時には、
貧しい実しか育ちようがないのである。
愛について理解を深めなければ、
これは繰り返されることだろう。
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