ボロボロ暴露シリーズ4−3「主役の責任どーする?」
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さて、大きな舞台本番前にして、
足を痛めた主役の私は、どーする?
どうやって責任をとるのか?
その時の私が主役の演目、
「ライモンダ」とか、「ドン・キホーテ」は、
私の得意作品でもある。
パートナーは、勿論、
その支部のトップダンサー。
コンクールでも、
新しい作品でも、
最も多く組んでいるパートナー。
大好きな作品だし、
彼に迷惑をかけるわけにもいかない。
私は、考えたあげく、
針治療を受けることにする。
さんざん、モルモットになって
色々な治療を試してきたんだからと、
持っている情報を駆使しようと
トーゼン試みる。
なかなか、いい考えだと
高校生ながらに思いついたものだ。
・・・これが、愚かで浅はかだったとは思いもせず・・・
これで、痛みが和らいで、
楽に踊れるだろうと期待も大きい。
が。
甘かった。
本番に最も効き目が出るようにと、
前日の夜に針治療を受けた。
当日のリハーサルでは、
ふむふむ、まずまず、
順調。
私の計算は、なかなか上手かった
などと喜んだのは束の間。
舞台本番になると、
自分の足が、鉛のように重いのだ。
な、なんだ?
どうなってんだ、この足?
そもそも、私の足、動いてんの?
もう、感覚がないのだ。
私、踊ってる?
まるでそれさえも、わからなくなるくらい。
頭が働いているのか、
もしかして、
気絶しているのかもしれない
などという、そんな感覚にさえ陥るような。
その頃には、
相当数の舞台をこなしていたから、
緊張して頭が真っ白
なんてことはあり得ない。
いつも通りに、かなりの平常心で、
頭は冴えているはずだったのに。
もうただ、
責任を果たす!
私が踊りたいようにライモンダを踊る!
それしかできることはなかった。
多分、終わった。 ←た、たぶん?
・・・・・・
何が起きたのか。
そもそも踊りきれたのか?
足の感覚がないそのままに
本番後も呆然とした状態が続いていた。
そこへ、
その支部きっての大御所大先生が、
かけつけてきて、
私に抱きつき、ほっぺに
特大キスを送ったのだ。
ぶっちゅーーーー!とか、いわせて!
その大先生、
大のライモンダ好きで有名。
恐ろしく厳しい先生でも有名だったから、
皆、この先生の前には、
きんちょーして震え上がる。
そういえば、この先生が、
客席に・・。
どうやら、
その先生が気に入るライモンダが踊れたらしい。
私は、ちゃんと最後まで踊りきったらしい。
というのが、
その抱きつかれたことで、
ようやくわかった。
「ああ、踊れてたんだ」
と、久しぶりに目覚めたような感覚だった。
後で、聞いたら、
針治療の後は、ダルさが襲って来るらしい。
そして、それが翌日もっともひどいのだと。
だ、誰か、はよ、教えてよ!
と思うのは、トーゼンよね。
で、その特大キッスで抱きついてきた
大御所先生が、
大自信をもって、
自慢の愛車で
自ら運転をし、
私に、木づちの治療を紹介したちょー本人。
もーーーっ!
それ以来、
私は、自分の身体を、誰かに託す事はなくなった。
自分の身体は、自分で守る。
そして、自分で改善してみせると決意するのだった。
そして、私が何かを勧める時は、
絶対に無責任なんかではなく、
私の全身全霊、自信をもってお勧めできるものしかススメん!
と、強い信念を築くに至ることになっていくのです。
それがHEAPの理念へと繋がっていくのです。
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https://heap-int.com/hint.html
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